風呂についていくつか
日記
ブコウスキーの The captain ... を読み終わり、Portions from a wine-stained notebook を読み始めた。実を言うと、日本語訳をすでに読んだことがある。こんなことをしてなんになるのかと聞かれれば、何にもならないと私は答えるだろう。
しかし、そもそも一体、何がなんになるのか? 諸行無常の響きあり。奢れるものもひさしからず。京都の街が焼けたのは、単に防火防災の観点を都市設計者が取り入れなかったという、無知に帰すべき事柄だが、一方で地球がそのうち単に消えて無くなるだろう、という天文学者の意見は、つまりこのようなことである。
我々の生は、要するに全く、本当にびっくりするほど全く意味がなく、而して、どのような行動も何にかはせむと言ったところだが、あなたが関知するところにおける誠実な人生というものはあり、それに関してはあなたは妥協しないでいるはずだ。
これは本の話のはずだった。私は――あなたたちと同程度に――病んでいる。要するに支離滅裂ということだ。無くて七癖という詞書もあることぞかし。話を始めると、私はどうしてもひどい場所まで行き着いてしまう。こちらがひどい場所になります。ごゆっくりどうぞ。