リフトオーバー
日記
さて、日記など書いている場合ではなく、いろいろやるべきことがあるのだが、にもかかわらず、飲酒をした次の日というのは、えてしてこのようになりがちだ。 つまり、午前10時頃に置きて、(朝?)ご飯を食べ、空を眺めているうちに眠くなり、二度寝をして起きるということだ。脳のしんの部分が完全に固まっている。
知らない間に、郵便受けに入っている書類を盗まれたような気がする。それがパラノイアだとも分かっている。 一方で、私は『何かが奪われたようなきぶん。ぐらぐら。』みたいな、九九の七の段すら怪しいようなことを言うには、あまりにもコンプレックスがひどすぎる。 昔のインターネット的な語法で言ってやろう。コンプレックスひどすぎワロタ。
もうすでに12時で、ナショジオでは相変わらず獰猛な自然とやらの厳しさが描かれ、ヤマネがころころ掘り起こされては皮をなめされ、どこぞのロシア女の襟巻きになっている。 カムチャッカの朝がどうの、ニューヨークの昼がどうの、とくたばり損ないのじいさんが言っていたのも今は昔、海底と宇宙に可視や不可視のケーブルが張り巡らされ、 すべての恋人たちが、これまでに間違えた恋人たちを数えること以外に、快楽を覚えていない今となっては、あの老人はひどく哀れに思える。 もしくは、私は詩人に期待しすぎていた。
一切の重みがない生活というのは、かなりの点で気楽で、私はそうなることを私自身に課している。くそっ。今日の私の日本語はとてもよくない。あなたはウィークエンドに何をしますか? 私は週末ジョギングをして過ごしました。私のおじもジョギングが好きです。ところでそこにあるのはヴェンディングマシーンですか? 私のおじは毎週三回ヴェンディングマシーンになります……。