Category:日記

いくつか

日記

風邪を引いている。すこしだるいだけだ。それ以外に、書くべきことはほとんどない。おそらく、もっと楽しいことが現実には起っているが、それを書くだけのガッツを、現状、絞り出せない。

7月も終わろうとしている。23歳の夏というのも、このようにして過ぎていく。昨日は都内でデモが行われていたらしい。私は、具合が悪く、研究室を早退して、家で寝ていた。私の言いたいことがわかるだろうか? 全てはこのようだ。私はうまく集団に溶け込むことができない。きっと私は自分をチェックしすぎる。旧約聖書によれば、モーセが十戒を取りに行っている間、金色の仔牛の周りで踊っていた者たちがいたようだ。彼らはすべて豚のように屠殺された。神の功徳はかくあれかし。私はなんの話をしているんだ?

マジでヤバいやつについていくつか

日記

土曜日なので書く。昨日は飲み会があった。アルコールを入れると、それから十数時間、わりと使い物にならなくなるのだが、これは私が悪いのか、飲酒が悪いのか、意見が分かれるところである。
それにしても、憲法修正18条に則り、禁酒をしたのは、自由の国アメリカにおいては失策だったとみなされているが、曖昧な合意形成に基づく、ボトムアップ式の社会主義である本邦においては……。
なんでもいいか。

ところで、(このブログ)[http://teru111um.blog.fc2.com/]が病的すぎると、知人に教えてもらった。私はほとんど彼の文章が読めない。もちろん恥ずかしいからだ。僕を殴ってくれ。

間違えた若さについていくつか

日記

織姫と彦星。私達はおそらく夢を見すぎている。たった一組の恋人たちに、何をか望まん。ゆっくり寝てしまえばすぎる夜だ。数十年前の七月六日、甲府の空にはB29が飛び交い、油の火が人の皮膚を焦がした。たった少しの水だに、彼ら天上の恋人たちは、差し出すことができなかったということだよ。
個人的な倫理にまかせて言えば、死に瀕している者へ、そのような仕打ちをした恋人たちに、私のいかなる願いも、成就してもらいたくはない。織姫、あなたの手はとてもよくない。

おそらく私は中程度に性格が悪く、そしてこれからもそうだ。あなたは私を非難できる。

ところで、私の過去の悪行に対して、私はどのようなみそぎを行えるだろうか? そもそも、そのようなみそぎが許されるのだろうか? とにかく、わたしの手はとてもよくない。私は最近、このようなことをよく考えている。私は加害者の立場でものを考える。この立場においては、誰かを恨むことをしなくてよい。

事実上のものとやらについていくつか

日記

しばらく時間があいた。梅雨があけ、夏がやってくる。ただゆく川の水が変わることなれば、なんにかはせむ。とは言っても、単に時間がすぎること、地球の軸が太陽光線に対して少しだけ傾いているだけのことなのに、徐々に気温が変わっていくということこそ、ものぐるほしけれ。

仕事は順調に進んでいる。それ以外に、僕の生活について語るべきことは、特に無いように思われる。ところで、本来、ここにある生、まるごとの自分に関して、生活と叙述することは、あまり奨励されないはずだった。

もちろん、違和感を文章に埋め込むことに関して、私は随分進歩してきた。

Tシャツについて

日記

 私がどこにいるのかというと、研究室だ。今日は土曜日。二日連続で飲酒をした次の日。全く何もない日。六月の憂鬱なところは、常に誰かをだましているような気分になるところだ。花の色も変わってしまったことだよ。私が長い雨を見ながら物思いにふけっている間に。
 なんでもいいか。

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