これは存在しなかったインタビューの話だ。死にかけのホームレスに「何が欲しい?」と尋ねた女がいた。ホームレスは「家」と答えた。どんな家がいいんですか?と女が訊いた。 家ならなんでも とホームレスは答えた。彼が家を手に入れたのか、私は知らない。
5/28日に書いた記事について、専門家の意見がいくつか見られた。喜ばしいことだと私は思う。一例として、このブログ記事へリンクを張っておく。この記事を選んだ理由は、私はこのブログの著者に何らかの恩義があるように思われるからだ。
「僕に祖母はいないんですよ」とある人が言うとき、その人の親の少なくとも片方は無から(Ex nihilo)生まれている。つまり、その親は神が自分を象って作られたものかもしれないし、またその造物の肋骨を核に作られたものかもしれない。ただ、この設定はあまりよくないだろう。神秘と近すぎるところにいる人間は、結局、神秘に照らし合わせてでしか解釈されない。