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中学2年生のときに同級生が外洋へ航海した話


人間の中には、淡々と進んでいく日常と、全くの混沌に陥りかけている現在の世界情勢とのギャップを埋めるために、それを肯定する言説に魅力を感じてしまうものがいる。このデータ構造がいいねと言ったから7月10日はスキップリスト記念日といった具合にだ。小さいが確かな幸福。日常の何気ない幸せ……この手の 俵万智的 ( タワラメイティック ) な現状肯定は、麻酔が怪我を治癒しないのと同様に、物事を良くすることはまったくない。本当に全くない。

以下は、それとは全く関係の無い話だ。小学校のときに私と一緒に本棚を破壊したやつの話だ。『外洋への航海』とでも名付けておこう。


書評たち

日記

アルビノの少女が効き目のない呪いのために豚のように屠殺され、その髪の毛のような すじ雲 ( シーラス ) が、地球の十キロ上空から我々の街に夜を引きずってきた。そのときにお前の寝室の窓ガラスに石がぶつけられる。お前は目覚めて、窓ガラスのむこうにクラスメイトのだれそれの姿を認める。そいつはお前を連れ出しに来ていて、お前は連れ出される。七夕の前の日、七月六日のことだ。

コミットからの逃亡

日記に続くもの

今週は製本化されたもの、パッケージ化されたものをよく消費した一週間だった。

非常に長い記事になるので、以下を参考に、好きな部分までたどるとよい。

  1. BABELZINE書評
  2. 『アド・バード』書評
  3. ジョルジュ・アガンベン関連書籍書評
  4. 『正解するカド』評

私が15歳で死んだ時の話

日曜日。馬鹿げた文章を湯船一杯分も読んだ。

たこ(自動小説)



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