Tag:うそ日記

四月は最も冷酷な月

四月は最も冷酷な月、芽吹く

ライラックが死んだ土地から、混ざり合う

記憶と欲望が

(エリオット 『荒地』)

大学を離れる

これは極めて久しぶりのブログの更新で、しかもきわめて個人的なことでもある。だから、もしかしたら、このような記事を書くのはプライバシーの観点から問題があるのかもしれない。しかし、もはやこのブログを見ている人は誰もいないだろう。また、より一般に、ブログというのはほぼ死滅した表現形式だ。ブログの形式をもって書かれた小説は極めて多いが、それがたどる運命はメールの形式をもって書かれた小説(『バビロン・ゲーム』を挙げよう)とほとんど同じ軌跡を辿っている。これは全く悲しむようなことではない。ただ、私は二十年前に生まれてきたほうがよかった気はする。

新作告知と梅光学院大学におけるオリジナリティについての記憶

新作について

anon pressに原稿を投稿した。今週の水曜日から1週間(1/3くらいまで)は無料で読めるはずだ。年末年始の娯楽にどうぞ。ハートマークをつけてもらえると、私が嬉しくなる。ところで教訓を1つ――人生は他人を喜ばせるためにある。

今回は青山新さんと樋口恭介さんに大変お世話になりました。ありがとうございます。

また、12月からライフワークバランスが適正化されたので(以前はそうではなかった)、原稿をたくさんかけるはずです。ぜひぜひ ikkaidoh@gmail.com までご連絡ください。当方、27歳男性、明るく、気さくです。原稿料は貰いますが、無知なのでうまくやれば買い叩ける可能性があります。

短編小説集が発売されたので買ってくれ(マーケティング)

これは何

諸君クラッカーの準備を。

この短編集に私の書いたSFであるところの『偉業』が収録されている。買って読んでほしい。なぜかツイリンク(Twitterのポストへのリンク)に不安げな文言が書いてあるが、とにかくAmazonで購入できる。なかなかおもしろい短編が多くて楽しめる本だと思う。

読んでみて、いいな、とか、すてきだな、と思ったら、ぜひおともだち、おとうさんやおかあさんにも勧めてください。

踏み絵

本当は書かないといけないこと、やらなければならないことがたくさんある。みんなやることがある。しかし、自分の考えを整理するために書く。

なぜこれをインターネットに公開するのか?――わからない。ただ、他人の目に触れると考えると、私は少しだけ自制心を取り戻せる。これを書いている間、それがもつことを期待している。

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